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  • 執筆者の写真河野譲二

【ぼやき】独学で電気制御設計を学ぶには・・・

 急に思いついたタイトルの内容でブログを書いてみます。

私は電気制御設計の職について早8年。高校は普通科、大学は私文と全く理系に縁のなかった私がどうやって電気制御設計者として仕事をできるようになったかをお伝えできればと思います。

 電気は見えないから怖い。文系だからできそうにない。そう思っている方も多いはず。決してそんなことはありません!一歩踏み出すきっかけになればと思います。


 それでは、電気の「で」の字も知らない24歳の私。それもそのはず、理系科目は高2で卒業していますので、まずはオームの法則から学びなおすことに。とはいえ、何かゴールを定めないと、覚えることができない性分であるため、ついでに第二種電気工事士の資格取得を目指します。弊社では、配線工事も行うので持っているに越したことはない資格ではありましたが、ラダーを作成したり、ハード図を書いたりする上で、必要な資格ではありませんので、ご興味があれば取得を目指してみてください。

 


 私は資格取得を通して、ざっくりと電気とは?をつかむことができたので、次に行ったのは盤組みです。人が書いたハード図をもとに制御盤を組む作業を通して学んだことは大きく下記の5つ。

 ①ハード図が読めるようになる

 ②自己保持等の回路の基礎が理解できる

 ③図面の書き方がわかるようになる

 ④制御機器の名前や配置の意味を理解できる

 ⑤皮むき・圧着など配線の手順を習得できる

 上記のように、電気のハード的なことは盤組を通して一通り学べるのではないかと思っています。また盤組みの途中で疑問に思うことがあれば、周囲の人、インターネット、本を活用してより理解を深める必要があります!



 そして盤組みもある程度、板についてきたころにはソフトも触りたくなってくるころではないでしょうか?そんな頃に私がしていたことは、インターネット!メーカーのサイトでeラーニングを受講したり、FA関連のブログやサイトを読み漁っていました。ここでおすすめを下記で紹介します。

~eラーニング~

 ・三菱電機FA

 ・オムロン制御機器

~ブログ~

 ・FA電気設計屋の技術倉庫

 ・電気設計人

 ・Factory Automation

※ブログに関してはかなりの方が執筆されており、正直どれもおすすめです!

自分にあったものを見つけてみてください!


 さらにしたことと言えば・・・お客様からお貸しいただいた三菱電機様のFXのシュミレータで仮想空間上でモノを動かしてみたり、会社が休みの日に同業他社へ学びに行ったり・・・カタログや技術資料を読むのもかなり勉強になります。


しかし!やはり一番、学べるのは実践です。わからないからできない、と恐れるのではなく一回やってみよう!と勇気をもって挑戦してみましょう!


そんな私も、昨年にいつもと異なる環境で仕事をして、自分の実力のなさに落ち込んでいます(笑)2024年も社内から飛び出して、色んな経験を積み電気制御設計者として精進していきます!


株式会社松永製作所 河野譲二



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